地肌の健康には良けれど、石鹸シャンプーを使って髪がごわごわ、きしきしした経験は
ありませんか?実は石鹸で気持ちよく髪を洗うコツがあるんです。
【赤星式洗い方のコツ】
例えばパパイヤ鈴木さんくらいのボリュームの、モコモコの泡であらう

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1. |
泡をモコモコたてて、よーく地肌をしっかり指の腹でもむ |
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クリーミーな硬い泡ができる |
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3. |
お湯を足して、ブクブクのゆるい泡にしていく |
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4. |
目のあらいブラシをつく泡をたてて、ブラシですく
【コツ】キューティクルのながれにそってゆっくりやる。
泡をブクブクたてていると潤滑剤になって、ブラシの通りがよくなる。 |
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5. |
すすぐ。シャワーで流しながら、くしでとかす。
お湯でゆるい泡になっているので、サーっと流れ、サラサラの仕上がり |
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石鹸−弱アルカリ 〜PH8.6程度まで |
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リンス−酸性 |
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◇ |
キューティクルは、水やアルカリにふれると開くが、
酸性に傾くと、一瞬で閉じる性質がある。 |
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◇ |
酸性のものでキューティクルを閉じることで、指通りのよい髪になり、すすぎが簡単になる。 |
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◇ |
リンスの時もブラシでとくと、リンス剤がよくいきわたりサラサラになる。 |
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石鹸を使用し、食器洗いをした場合・・・
●ネトネト
●プラスチックベタベタ が考えらるが、原因は 石鹸不足=泡不足
●排水溝がつまる
石鹸は汚れと結びつく性質が高いので、洗浄力は高いが、それ以上のことは
いっさいしない。
汚れの量に対し、石鹸の量が少なく、中途半端に結びつくと、酸性石鹸(ベタベタが残る状態)となる。
石鹸カス → 酸性石鹸と、金属石鹸
酸性石鹸を落とすには、さらに多めの石鹸で落とさなければならなくなるので、ベタベタにならない
ためには、最初から、少し多めの石鹸で泡をしっかりたてて使用することがコツです。
酸性石鹸が排水溝のつまりの原因となる場合があるので、酸性石鹸ができないよう、十分な
石鹸量を使いましょう。
合成洗剤は食器に残留しやすいため、石鹸に切り替えてしばらくはネトネトし、残留洗剤を
落とすのが一苦労。
どうしてもネトネトがとれない場合は、石鹸で洗ったあと、熱湯をかけてみましょう。
下記のまな板との同時除菌もいいですね。
●石鹸であらったもの(ネトネト・油臭い) → 熱湯をかける
●プラスチックのネトネト → 何度か洗う
●グラス → 重曹で磨く
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換気扇の掃除について説明する赤星先生 |
トロトロ石鹸とスポンジで洗います |
石鹸液に換気扇をつけおきし、その後、トロトロ石鹸とスポンジで泡をたてて洗う。
<トロトロ石鹸の作り方>
容器に「粉石鹸」と「お湯」を入れて、泡だて器などでよく混ぜる。
◆キレイに洗った食器を入れたザルをまな板の上に置き、上から熱湯をかける。
◆まな板と食器の両方の除菌が可能
◆台所にあるもので、最も殺菌力が強いのは、「熱湯」
◆木のまな板は、ぬれたままではカビが生えるので、熱湯消毒の後、必ずフキンで軽く拭き、
乾かす。
◆塩素系漂白剤 絶対ダメとはいわないが、滅多に使用しない。
最近は、重曹が人気。
いろんな物質の持つ力をきちんと出して、上手にお掃除に活かそう。
アルカリ性 → 弱酸性のものを中和して汚れを落とす。
重曹 |
PH8.2 |
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炭酸塩 |
PH11.2 |
石鹸の助剤(ヘルパー)。
混ぜて使うことで、純石鹸のPHをあげる役割 |
セスキ炭酸ソーダ |
PH9.8 |
水とまぜて、スプレーに入れてかけて掃除 |
純石鹸 |
PH10〜10.2 |
洗濯に向いたPHは9〜11くらいのため、重曹、
セスキ炭酸ソーダは、まぜるとかえってphを
落とすので、純石鹸にまぜるのには向かない。 |
「石鹸で洗った汚れた水を流すと、川を汚す?」
下水道処理施設や浄化水槽があるので、直接流れることはない。
油よごれ+石鹸=脂肪酸
油は、難分解性のものだが
脂肪酸は、微生物の食べやすい形になったもの
油を直接流すこととは訳がちがう。
脂肪酸は、微生物が分解してくれるので、下水道に流しても大丈夫。
「微生物が分解しやすい状態にして流してあげているんだ」と安心して下水道なりに流してあげてください。
石鹸を正しく使ってアワアワで洗ってあげてください。
本や雑誌などの執筆活動にもお忙しい赤星たみこ先生。
本日は、楽しくやる気が出てくる「石鹸生活」のお話を沢山して頂き、本当に有難うございました。
とても分かり易く、ためになる内容でした。
是非これからも、全国の皆さんのために「正しい石鹸の使い方」を広めていって下さいね!
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(左)社長の渡邉里映 (右)赤星たみこ氏 |
赤星たみこ先生の直筆サイン |
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上記の内容はレポートですので洗濯・掃除などの詳しいご質問にはお答えしかねますのでご了承下さい。 |