「基礎化粧品」は素肌に直接つける化粧品ですから、最もお肌に影響を与えます。
お肌の環境を壊さずに「肌を整える」製品を選びましょう。
基礎化粧品を選ぶ最大のポイントは、素肌の環境に近い成分であることです。 つまり基礎化粧品は「お肌のシャツ」の代用品です。
季節変化やメイク用品の影響を受けない健康な肌を目指しましょう!
お肌を守っているのは脂の膜と角質層を含むバリアゾーンです。
脂の膜が水の蒸発を防ぐから、健康なお肌はいつでもシットリしているのです。 シャワーを浴びたら、「パチッ」とお肌にはじかれた、丸い水滴ができるのが健康なお肌です。
ローションは肌をひきしめ皮膚にうるおいを与え、すこやかに保つ「弱酸性化粧水」がお勧めです。
皮脂は天然のクリームです。
それを補助するための基礎クリームは「皮脂の組成に近い処方」を意識して選びましょう。
皮脂は、皮膚への異物(例えば洗剤、薬品、水など)の侵入を防ぐためにある分泌物です。
皮膚生理を考え、化粧品選びは成分表を見て納得したものを選びましょう。
また、容器の問題にも注意しましょう。
最近の化粧品はガラスビンの使用が減りましたが、容器はガラスビンの方が化学物質が化粧品の中に溶け出す心配がないので安全です。
こうした理由から、基礎としてお肌に直接使用し、長期残留するクリーム類、化粧水には、内容物の変性を起こさない、紫外線を透過させない色つき、または厚手のガラスビンを使用することが大切だと思います。
重量の視点や、そのまま旅行などで持ち歩きしたりする時などにガラス以外のものを使用することもありますが、なるべく慎重な選択をして下さい。
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