「自分自身の肌質に問題がある!」と思い込んでいるケース |
「シミ」を含め「自分自身の肌質」に問題がある!」と思い込まれている方が大勢いらっしゃいます。
また、たいていの方はご自分のことを「乾燥肌」「弱肌」「敏感肌」だとおっしゃいます。
ところが生まれつきの「弱肌」「敏感肌」の方はほんの僅かで、10人に1人の割合もいらっしゃいません。
「乾燥肌」も同様です! ちょっと「ケア方法」を間違えただけ。本当は健康な肌の方が殆どなのです。
だから、安心してくださいね。
強すぎる洗浄力を持った洗剤でのメイク落としと洗顔を行っているケース |
皮脂分泌の量は人それぞれ異なります。
ご自身の皮脂分泌の量に対し、洗浄力の上回る洗剤を使い続けていると、洗剤の種類に関わらず、まず最初は乾燥肌になります。
乾燥肌⇒敏感肌へと進みます。
肌の大切な皮脂を洗い流してしまうと、バリアゾーン(肌表面を皮脂で満たして守っている)の機能が弱くなり、皮内の水分を十分に保水できず、乾燥肌やトラブル肌の原因になることもあります。
石鹸を選ぶ時は、ご自身の肌に合った洗浄力のものを選びましょう。
少しでも油分が残っているのは嫌!
サラサラになるまで洗わなければ気がすまない方は、まず最初は乾燥肌になります。
要は洗い過ぎです。
メイク落しや洗顔料を簡単便利を優先して選び、使い続けているケースです。
人によって皮脂分泌量や肌の丈夫さは異なるので特に慎重に選びましょう。
お顔を洗うのと食器を洗うのは違います。単純に汚れが落ちれば良いと言う訳ではありません。
また、マスカラなど「アイメイク」に力を入れている方は落とす時に時間を掛けて丁寧に落としましょう。
落ちにくいメイク用品は夏場はメイク崩れが少なく、とても便利ですが、いざ落とす時は大変落ちにくいので、丁寧に落とす必要があります。
その折も皮膚に適度に皮脂を残すコールドクリームや洗顔料を使うよう心掛けましょう。
休日にはノーメイクで肌を休ませることもお勧めです。
ケア方法が正しくてもローションの使用量が少なすぎると乾燥肌になりやすくなります。
ローションは、メイクをしている日も、していない日も塗りましょう。
朝夕、弱酸性ローションを「タップリ」2回がポイントです。
メイク用品を塗る時は、下地をちゃんと付けた上にメイクしましょう。
メイクを直接地肌に塗るのは良くありません。(乾燥肌になりやすくなります。)
粉白粉やパウダー類は、どれ程優れた製品でも、元々皮膚の水分と皮脂を吸う性質を持っています。
ですから現在ノーメイクの状態で、肌のコンディションが絶好調でも、粉白粉やパウダー類に吸収されるだけの水分と油分を下地として塗っておく必要があります。
肌に「皮脂型クリーム」(皮脂に近い性質のクリーム)を塗って、メイクの下地を作った上から、メイクをしましょう。肌に負担が掛かりません。
睡眠不足や栄養が偏ったり、内臓に負担を掛ける食生活をしているケース |
顔色が優れず、全身の皮膚のコンディションが悪く、刺激に弱くなります。
睡眠は出来るだけ8時間以上取りましょう。
臓器に負担の掛かる飲食を続け、臓器の調子が悪くなると、唯一の栄養である血液が調子の悪い部分から優先的に助けようと集中して、末端にある肌、髪、爪等への栄養を後回しにしてカットすることから、丈夫な皮膚や頭皮・健康な髪は作られなくなります。
|